こんばんは。
今日は動画を作る時に気を付けていることを一つご紹介したいと思います。
偉そうにつらつら語りますが今後の自分への戒めとして書き残したいと思います。
以下くっさい自分語り注意
私の動画で気を付けている事は「専門用語をなるべく使わない」という点です。
しかし私のチャンネルに限らず、ゆっくり解説と専門用語は切っても切れません。
いきなり矛盾しとるやんけ!と思われたあなた。
当チャンネルで気を付けているのは「専門用語を使うタイミング」なんです。
どういうことか例を出してお話ししたいと思います。
例えば「ILS(Instrument Landing System)」という単語。
これって航空ファンには当たり前のように知られている単語ですが、一般的に広く知られている単語ではないと思います。
ちなみに「ILS」とは滑走路端から指向性電波を発射し航空機がそれを受信し、計器上に滑走路まで針路と降下パスを表示するという装置(ソースなしで書いているので微妙に違うかも)なのですが、動画で紹介するときは「自動で滑走路端まで誘導してくれる便利な装置」と割り切った紹介をしていることが多いです、もちろんもっと突っ込んだ説明をすることもありますが。
うちの動画を見てくれている層は必然的に航空ファンの方が多いと思われますので、「ILS」と何気なくお話ししたところで、これが何を示しているのかを理解される方は多いのではないかと思います。
しかし、中には航空関連には詳しくないけど「ゆっくり解説」シリーズが好きで見ているという方も多いと思います。(自分もそのタイプでした)
そんな人がフラっとうちの動画を見に来てくれたとして、専門用語連発だったら即ブラバしちゃうんじゃないかなと思うんですよね。
そういう意味でも誰が見ても分かり易い動画を作成されている「へんないきものチャンネル」さんの動画は普段からお手本にさせていただいています。
例えば次の文章を読み比べてみてください。どちらが分かり易いでしょうか。
「BA38便はタッチダウン寸前にエンジンのEPRが1.02まで減少し、IASが108ノットに低下、ストールに陥った結果、スレッショルドから300メートル手前に不時着した」
「BA38便は着陸寸前にエンジン出力が低下し、対気速度が108ノットに低下、失速状態に陥った結果、滑走路端から300メートル手前に不時着した」
多分飛行機の知識がある方にとっては前者の方が正確に状況が伝わりますが、何も知らない方がスッと頭に入ってくるのは後者の書き方なのではないでしょうか。
もちろん、状況が正確に伝わる前者の方が専門性は高いと言えますが、動画の視聴者全員がその知識を持った方ばかりではない、むしろ知らないからこそYouTubeなりGoogleなりで検索して動画に辿りつかれる方も多いのではないかと推測します。
もちろん専門用語を多く使った書き方が悪いと言っているわけではなく、ターゲッティングする視聴者層に合わせた台本を作るよう心がけています。
ゆっくりヒコーキちゃんねるの場合は「知らない人にとっても分かり易く」を意識して動画を作っているので、可能な限り平易な表現を使用するように心がけています。
ただ先ほど述べたように重要なのは「タイミング」で、例えば専門用語を使うにしてもあくまで経過の一部であって「事例の核心部分でない」場合は敢えてぶっこむ事もあります。
その場合でも聞き役に補足を入れてもらったり、セリフを工夫したりして「なんじゃそりゃ?」とならないよう配慮しています。
特に「固有名詞」が頻出したり、「ILS」「IAS」「FOHE」などのアルファベットが出てくると自分の場合、ブラバしがちです…。あくまで私の場合ですからね!
この考え方を誰に押し付ける意図もありません。
ただ一点注意しなければいけないのは、平易な表現に拘るあまり、事実を歪曲して伝えないよう注意しなければなりません。
「ガバがないように~」といつもビクビクしながら投稿していますが、誤った内容を説明してご指摘を頂いた際は割とガチで落ち込みます。
そうならないよう、しっかりと情報源を固めたうえで動画を作っていきたいものです。
ここまでダラダラ話しましたが、私の動画も上記の事を意識はしていますが、視聴者目線で編集できていない箇所が見受けられるのも事実です。
自分の動画を客観的に分析し、「自分はこの動画を見て面白いと思えるのか?」を意識して改善していくことが重要だと思います。
初心忘るべからずで今後も頑張っていきたいものです。
【結論】
心がけているとは言ったが出来ているとは言っていない。
自分のやりたいようにやりゃいーんじゃね?
ありがとうございました。
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